Pitigliano郊外のホテルで迎えた朝は最高の気分でした。
谷の中腹にあるホテルは緑に囲まれて静かな朝です。
今日は午前中Pitiglianoを訪れ後、再びSaturniaの温泉でのんびりと過ごす予定。
Saturniaを午後2時頃に出てOrvietoまで行き、A1(高速道路)でFirenzeへと戻ります。

今日はオレンジのルートですね。
■Pitigliano → Saturnia

この日は天気が良かったので、Pitiglianoの街が緑の中に映えていました。

ライトアップされたPitiglianoもきれいですが、太陽光の下でも美しいですね。
やっぱりこの光景を、15分くらいぼーっと眺めていました。

谷の中腹から見上げたPitigliano。
街がいかに急峻な土地に造られたかがわかります。

Pitiglianoの街から谷を写した1枚。
谷を渡る橋を越えて、ちょっと行ったところからの眺めが最高なのです。

Pitiglianoの街を散策。
夜の街とは違った顔を見せてくれますが、昼でも薄暗いですね。

シナゴーグへの入り口。中を見学することができます。

入り口から続く階段を下りると、ゲットーだった地域に出ます。
ここから、シナゴーグへの入り口まで狭い路地が続きます。
この突き当たりを右に進むとシナゴーグへの入り口があります。

シナゴーグの他に、ユダヤの人々が暮らした空間も残されています。
Pitiglianoのシナゴーグはこじんまりとしていました(写真無し)。
ゆっくり見て回ろうと思っていたのですが、中学生の遠足集団がやってきて、それどころではなくなってしまいました。
残念でしたけれど、サクッと出てしまったのです。

Cathedral。
しっかりとした造りですが、大きな街のものに比べると質素ですね。
鐘楼が付属しているのですが、登ることにチャレンジはしませんでした。というか、登れるのかな?確認してません。

街の入り口から中心へと続く道。
左手のアーチがイタリアっぽさを出していますよねぇ。
いい天気♪

んでもって、再びSaturniaはCascata di Gorello(Mulino)。
実は、この近くにTerme di Saturniaというホテルなどもそろった有料の温泉施設があるのですが、こっちの方が旅で来た感が強そうだったので結局行きませんでした。
2時間半くらい温泉浴をしていたのかなぁ・・・午後2時半頃、お気に入りの温泉に別れを告げ、Firenzeへと向かうことにしました。
ともかく、Maremmaは良かった。
空気はうまいし、景色は良いし。ワインもうまいらしいですけどね。
駆け足じゃなくて、のんびり滞在したいところです、ほんと。
オススメですよ。
■Saturnia → Orvieto → Firenze
Saturniaから来た道を戻り、Manciano、Pitiglianoを経由して一路Orvietoへ。
道が広いので、快適なドライブとなります。

いいよなぁ、こういうところ。

どうよ、この構図。走っていて気分爽快ですよ。空もきれいだしね。

しばらく進むと、Orvietoの街が見えてきます。
今回、Orvietoは素通りで立ち寄りませんでしたが、エトルリア時代に起源を持つ歴史ある街です。
道沿いに新しい展望台ができていて、そこからの眺めを写真に撮りました。ここもすごいよねぇ。イタリアってこんなのばっかなんですよ?
写真を見てわかるように、この街も丘の上に造られていて、鉄道や幹線道路は丘の麓を通っています。そんなわけで、鉄道駅から街まではケーブルカーが走っているのだそうです。
展望台で街を眺めながら暫し休憩し、街を迂回するようにしてA1へと向かいます。
A1でOrvietoからFirenzeまでは約170km。ところが、のんびりとドライブし過ぎたため、高速に入った時点でレンタカー返却期限まで残り2時間。が・・・たまたま前を走っていたBMWのペースが良かったので後ろについて巡航していたら、なんと1時間でFirenze中央ICに着いてしまいました。アクセルベタ踏みの180〜190km/hくらいで巡航したからなぁ・・・それなのに、煽って抜いていった車も何台かいましたからねぇ。日本じゃとても考えられないですよね。
今回借りたレンタカー屋は、Firenzeの街中でも高速のICから近い距離のところにあったので、IC降りてガソリンを満タンにしてサクッと返却。今回は38時間のレンタルで860kmの走行でした。総給油量をメモし忘れたので燃費は不明ですが、そんなに悪くなかったと思います。ともかく、AT車を手配してくれた現地の代理店に感謝ですね。レンタカーが無かったら、Maremmaを堪能できなかったわけですから。
■そしてFirenze
レンタカー屋でタクシーを呼んでもらい、宿泊先のホテルへ移動。
今晩の宿泊先はBijou。中央駅近くの2つ星のホテルです。

ホテルについて驚いたのは、エレベーターがめっちゃくちゃ旧式のものだったこと。
アメリカのマフィア映画に出てくるようなエレベーターなので、軽い感動を覚えましたw。
このホテル、フロントは中国の広州からやってきたという中国人留学生の女性でした。イタリアの大学で学びながらアルバイトをしているそうです。
ホテルの予約はオンラインで行っていて支払いは先に済んでいるはずなのですが、どうやらこのホテルに決済が終わった連絡が届いていなかったようで、カードで宿泊代を払いました。
シャワーを浴びてから、今日のFirenzeでの最大の目的地であるCampanile di Giotto(ジョットの鐘楼)へと向かいます。この鐘楼からはFirenzeの街が一望できるのですが、営業時間終了の時刻が近づいていました。
急いで鐘楼へと向かい「すぐに閉まるよ」と言われながらも6Euroの入場料を払って展望台を目指します。
が・・・トラブルがすぐそこまでやってきていたことを、この時点では知りませんでした。
この鐘楼は高さが85mあるそうで、展望台までは階段で登ります。
途中、旦那が先を行っているという女性と一緒になり「疲れますねぇ」なんて言いながら登りました。もうすぐ展望台というところになって、足が急に進まなくなってしまったので、その女性は先に登っていきました。足が進まなくなったので、おかしいなぁ?なんて思いながらも、時間のこともあったので、少しずつですが登っていきます。が・・・ついに頭がクラクラし始めて、階段の踊り場に座り込んでしまいました。で・・・記憶が途切れます・・・たぶん意識を失っていたのでしょう・・・(貧血とは違うようなのですが、血圧が急低下することがあるんですよね・・・前にも何度か起こしていて救急車で運ばれたこともある:苦笑)。気がついたら、踊り場で横になっていて、係員のイタリア人と先ほどの女性が「大丈夫か?」と顔をのぞき込んでいます。名前と出身地を聞かれたので伝え、さらにこのような症状をたまに起こすがすぐに回復する旨を伝えて、とりあえず休ませてもらうことにしました。日本人も何人か通ったんですけど、冷たかったw。若い男性が1人だけ気遣ってくれただけでしたよ・・・。しばらくすると回復してきたので、係員の男性に肩を借りて展望台まで登りました。さらに10分ほど休み、回復を待って展望台からFirenzeの街を眺めます。
とんだトラブルで何名かの見知らぬ方に迷惑を掛けてしまったのですが、何はともあれ、目的だったFirenzeの街並みを眺めることができました。本来は終了時刻だったのですが、係員の男性が15分ほど延長してくれたのです。ほんとに感謝ですよ・・・。

で、これがCampanile di Giottoから観たFirenzeの街並み。
ウットリ・・・。何も言うことはありません。
ほんと観られて良かったぁ。
で、何事もなかったように鐘楼を降りましたw。
鐘楼を降りると午後7時をだいぶ廻っていたので、夕暮れのFirenzeの街をジェラードを食べながら、Ponte Vecchioを目指して歩くことにしました。

夕陽を受けるPalazzo Vecchio。

夕焼けに染まるPonte Vecchio(ヴェッキオ橋)をPonte S. Trinitaから。
この日は夕焼けがきれいでした。それほど赤く染まったわけではないんですけどね。真っ赤な夕焼けに染まったFirenzeを上空から眺めたらきれいなんだろうなぁ、と思います。
で、どこかで夕飯でも食べようかなぁ・・・と思い始めていた頃、橋の向こう側からどこかで見た2人組が歩いてきました。そう、鐘楼で倒れてしまったボクを介抱してくれた夫婦ではありませんか。
向こうもボクのことを覚えていて「もう大丈夫??」と気遣ってくれました。

ボクを介抱してくれた奥さんのカレンさんと旦那さんのマークさん。
Englandから旅行に来たそうで、この後はCinque Terreに向かうとのこと。5/2にCinque Terreに行っていたので、どんなところだったのか?という話で盛り上がりました。
2人は明日乗るES☆の切符を買いに中央駅に行くところだというので、一緒に駅まで歩きました。ヨーロッパをあちこち旅行しているそうなのですが、日本にはまだ来たことが無いとのこと。理由を聞くと「物価が高いから」と言うので「日本ではコーラの500mlペットボトルが1Euroで買えるよ」と返しました。イングランドでは下手したら1.5£(300円)くらいするので、コーラの安さで日本の物価について認識が改まったようです。たまたま会社の名刺(裏面が英語版)を持っていたので渡し、日本に来るときは飯でも食べよう、と話して別れました。
夜9時を過ぎたので夕飯を食べてホテルへ。
ホテルに戻ると、やはり宿泊代の支払いが終わっていたことが判明したということで、refundしてもらうことに。明日のチェックアウト時までに手続きを終えておくということにして、この日は就寝。
ともかく、疲れたw。